DrPepaoの時計と映画と食べ物日記

時計を中心に映画やファッションなどについて書いていきます。

腕時計のベルトについて〜時計ベルトの種類〜

こんにちは。

Pepaoです。

 

早速ですが、今日のテーマは腕時計のベルトについてです。

このブログを見ているみなさんは時計付きだと思いますが、時計のベルト(ストラップ)って替えてますか?

それとも、最初についていた種類のベルトをずっと使っていますか?

 

Pepaoは結構頻繁に気分に合わせて交換しています。

今夜は腕時計のベルトの種類についてご紹介したいと思います。

所有しているベルト達

 

<腕時計ベルトの種類>

腕時計ベルトは主に4種類に大別されます。

金属ベルト、革ベルト、ファブリックベルト(ストラップ)、樹脂ベルトです。

それぞれを見ていきましょう。

 

金属ベルト

現代では、最もオーソドックスなベルトです。

街で見かける時計のほとんどは三連(擬似三連含む)のステンレスベルトではないでしょうか?

素材としては、K18やブロンズなんてのもありますが、いずれも他のベルトの種類に比べて堅牢であるという特徴があります。

金属ベルトの種類としては、実は他にもあって、ミラネーゼと言われるタイプもあります。代表例としては、IWCのポートフィノについているものが挙げられます。

ミラネーゼ

金属ベルトは時計界の中ではスポーティ寄りと言われていますが、ミラネーゼは少しクラシカルでエレガントな空気を時計に纏わせてくれます。

金属の編み込みが細かいほど上品に、編み込みが太いと武骨になるイメージです。

例えば、オメガのシーマスタープラネットオーシャンについている編み込みベルトは網目が太くて、武骨な印象です。(シャークプルーフといって、サメに噛まれても壊れないとか。)

シーマスタープラネットオーシャンのベルト




革ベルト

革ベルトの例

最も歴史のあるベルトは、おそらく革ベルトです。

ジラール・ペルゴがドイツ海軍将校用に製造した史上初の量産型腕時計軍用時計にも革ベルトが採用されていました。

寒い日につけてもひんやりとせず、着用者の手首にしっかりと固定できるのが特徴です。耐久性も大抵のファブリックベルトよりはあります。

革ベルトには、色々な素材が使われています。牛革以外にも、リザード、クロコダイル、オーストリッチ(ダチョウの革)、豚革、ガルーシャ(エイの革)、エレファント(ゾウの革)、鮫などなど、実にさまざまです。

 

ファブリックベルト(ストラップ)

ファブリックベルトの例

ファブリックベルトはカジュアルな印象を与えてくれるベルトです。

数年前に若い世代で流行っていたダニエル・ウェリントンやKnotなんかで組み合わせられていたことで、認知度が向上したベルトだと思います。

ファブリックベルトも歴史があるベルトといえそうです。

懐中時計がまだまだ主流の時代に、ある砲兵が紐を使って、懐中時計を腕に固定したのが腕時計の最初期の例であるという話があります。(ホントかは不明です。)

ファブリックベルトで有名な形は、NATOベルトといわれる引き通しタイプでしょう。

NATOタイプのベルト

ベルトの一部が二重となっており、上の方の布を腕時計の2つのバネ棒(またはただの環)の下に潜らせることによって固定します。

今、主流のベルトに比べて、着用中の脱落リスクが低くなるため、軍やアウトドアなどの分野で使われています。

 

樹脂ベルト

シリコンベルト

最後にご紹介するのが樹脂ベルトです。

G-SHOCKやダイバーズウォッチによく使用されている種類のベルトです。

素材にはラバー、シリコンなどがあります。ラバー素材はアレルギーを起こしてしまうことがあるので、近年ではシリコン素材も増えてきています。

スポーティな雰囲気を出したい時、水に濡れる可能性のある作業をする時にはもってこいのベルトです。

欠点は加水分解という劣化で突然切れてしまうことがあることでしょう。ある程度劣化してきたら、交換しておくのが無難です。

 

 

ご覧いただき、ありがとうございました。

今日は、時計ベルトの種類について、ご紹介しました。

次回は、時計ベルトの自宅での交換方法について、ご紹介予定です。

今後も色々書いていきますので、ぜひご覧ください。