DrPepaoの時計と映画と食べ物日記

時計を中心に映画やファッションなどについて書いていきます。

シチズン コスモトロン 

こんにちは、Pepaoです。

今日は、シチズンのコスモトロンをご紹介します。

 

シチズン コスモトロン

この時計は、1970年代前半に製造された電磁テンプ式の時計です。
電池を使用したモーターを動力としつつも、時計の精度維持にはヒゲゼンマイを使っている時計です。
機械式時計からクォーツ時計への過渡期に見られた技術です。

ケースデザインは、オーバル型でレトロフューチャーな見た目です。
1970年代前半というと、クォーツ時計は登場しているもののまだ高く、機械式時計が主力だった時代です。そんな時代背景の中では、電池を動力として動いている時計は近未来の技術と思えたのではないでしょうか。

バックル部分ですが、7個の穴が空いています。
この時代のブレスは金属を巻いて作ったブレスが主流で素人ではなかなかサイズ調整がしにくいものですが、本品はバックルに調整用の穴があるので、素人でも簡単に再調整ができます。

製造後50年を迎えようとしていますが、2023年現在はまだ稼働する良品が売買されています。

電磁テンプ式の時計の歴史は短命で、今後製造されることもまずないと思いますので、入手するなら今のうちだと思います。

本日もご覧いただき、ありがとうございました。