DrPepaoの時計と映画と食べ物日記

時計を中心に映画やファッションなどについて書いていきます。

PANERAI LUMINORにNATOベルトをつけてみました。

こんにちは、Pepaoです。
最近は、全国的に暑い日が増えてきましたね。

皆さん、夏場の時計ベルトはどんなものを使われていますか?
Pepaoはもっぱら、ラバー(シリコン)ベルトかNATOベルトです。

今日は時計ベルトの夏の定番、NATOベルトのご紹介です。

<そもそもNATOベルトって?>
ナイロン製の引き通し式時計ベルトのことです。(似たものに、ZULUベルトがありますが、ZULUが1枚のリボンで構成されているのに対して、NATOは2枚のリボンを重ねた仕組みとなっています。)
NATOベルトと呼ばれていますが、1973年にイギリスの国防省が開発したベルトだそうです。
元々の仕様は、20ミリ幅で真鍮製のバックルと決められていたそうですが、今では22ミリ幅、24ミリ幅なども登場しています。また、バックルもステンレス製のものが主流となっているようです。
世界的に人気となったのは、007の映画でショーン・コネリーが身につけていたから、とされています。


しかし、よく考えてみると、この内容には大きな疑問があります。
ショーン・コネリージェームズ・ボンド役を演じたのは1960年台です。
Pepaoが過去に読んだ記事では、映画の演出家から「海軍将校の間では、ロレックスのダイバーズウォッチにリボンベルトをつけたものがよく使われている。」とアドバイスがあったため、サブマリーナにリボンベルトをつけた時計が007に登場したとのことでした。(下記画像参照)

どうやら、1973年にイギリスの国防省によって"開発"されたというよりは、「1973年にイギリスの国防省は海軍軍人たちの間で以前から流行していた時計ベルトを正式採用した。」というのが正しそうです。

007に登場したNATOベルト

<手持ちのPANERAIにNATOベルトをつけてみました>

装着したベルトはCASISのNATOベルト24mm幅です。



元々、PANERAI純正のNATOベルトを購入しようと思っていましたが、3万円を超える金額(バックル込)となかなか高価な品だったため、家人の許可が下りませんでした。
モレラートやPHOENIXのベルトも検討しましたが、24mm幅の在庫がなく、1650円というお手頃価格のこのベルトを買うことになりました。

安いことから全然期待していなかったのですが、付け心地はなかなか良好です。
以前、某国内メーカー製のNATOベルトを同価格帯で購入した際は、ささくれが刺さって付け心地が悪かったのですが、今回のCASISのベルトは滑らかで、ささくれとは無縁です。


今日もご覧いただき、ありがとうございました。
今回は、NATOベルトのご紹介でした。

今後も時計や映画に関する記事を書いていきますので、ぜひご覧ください。